

腰の細い女性に、腰の悪い人が多い。上半身を支えきれずにウネウネとした姿勢を続けている限り、腰はよくならない。成熟したセクシーさと机の上で居眠りする姿勢の悪さは別次元の物ではあるのだが、中年男の「赤ちゃん帰り」的な目線で見てしまうと、そのウネウネに、妙な憧れを隠す事はできない。被写体の目指す処の強さ、女性力の大きさ、それとは全く違う観点で「怖いものしらず」と決めつけてしまうところに疑似恋愛手法の撮影は破綻する。その素直な気持ちのまま仕上がってゆくのが「絵」としての画像いじり写真だ。しかし、写しきれなかった被写体の魅力だけが、撮影者の心には焼き付いてはなれないのだ。数年後にリベンジしてみたい。大人になった被写体に。