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2010年5月6日木曜日

032_Kounomai_Noboribetsu_Sapporo_Kitamimonbetsu

いったいどういうバランスで残っているのか、他の部材の残骸はどうしたのか、誰かがかたづけたのか、それとも焼失したのか...なぞの多い壁だけ廃墟である。もはや空間を成していない建造物なのに奇妙な空気の記憶だけが残っていそうである。























蝦夷鹿の白骨。屍骸を、肉がついた状態のまま土に埋めて放置するのだそうだ。様々な生物が上手に食いつくして、奇麗な白骨となるらしい。あとは掘り出して雨ざらしの天日干しでバクテリアや細菌がいなくなったところで装飾品にするらしい。




古道具の持つ空気は、「本物」の臭いがする。様々な修理道具や修理技術とともに使い続けられて来た物ならば尚の事、長寿の歴戦の老兵の様なそこはかとない重みがある。古びてカビ臭い書籍にもまた同じ空気を感じるのはなぜだろう。

下、おそらく、崩落した雑貨屋?商店の廃屋。左中断ほどに、昭和天皇のお写真が飾ったままになっていた。ほうきの横に、おそらく人が住んでいた時のままに。必要な物だけ持って引っ越したのか、人だけが先に消滅したのかわからないが、町が死ぬという事はこういった事なのだろう。