
何かがちぐはぐで、思い通りに行かない感じ。だるさと、期待感、何も考えたくないけど、何か楽しい事はしたい。思春期を過ぎても消えてはなくならない、妄想と現実のギャップ。遊びの中に燃えかすが残ったとき、あらわれる気怠さ。奇妙な違和感。そこに、ゆるく開かれた心の穴がある。隙という物とは違う、穴なのだ。「ま、いっか」の精神なのだ。押し付けられたシチュエーションよりも、押し流されたシチュエーションの方が言い得て妙なのだ。
すべては、あなたと出逢うため。心の奥底で世界のつながりを感じあうため、表現とはそういう希望を孕んだ一筋の放物線。地に落ちるその前に、あなたの胸の奥底に引っ掻き傷を残したい。そのかさぶたの内側で、あなたを悩ませたいとさえ思っているのかもしれない。